- 東日本ユニオン要求&交渉情報
- 2月22日付で申第6号「2021年度賃金改善等に関する申し入れ」を経営側に提出しました。
- 1.定期昇給を実施すること。昇給係数は4係数とすること。
2.社員の基本給ならびに初任給を一律3,000円引き上げること。
3.エルダー社員の基本賃金を一律3,000円引き上げること。
4.第二基本給を廃止すること。
5.2021年度の賃金改定においては賃金規程第23条の特別加給を行わないこと。
- 東日本ユニオンの取り組み3本柱!
- 私たち東日本ユニオンは「2020年度年末手当」妥結時の決意と想いを春闘のスタート地点にして「取り組みの3本柱」を全組合員とともに進めていきます!
東日本ユニオンNEWS 274号
東日本ユニオンNEWS 275号
東日本ユニオンNEWS 276号
- 春闘とは
- 「春季生活闘争」あるいは「春季闘争」を略して「春闘」といいます。日本の多くの企業では毎年3月を決算としているため、2月~3月に労働組合が賃金引き上げを中心とする要求を経営側に提出し、団体交渉を行います。
春闘では各企業の労働組合がバラバラに交渉するのではなく、毎年同時期に歩調をあわせることで交渉力を高めていきます。例年、労働組合の力が強いとされる企業から労使交渉をスタートすることで高い賃上げ相場をつくり、労働者全体の賃金を引き上げることをめざしています。
- ベースアップとは
- 全社員の賃金を一律に引き上げること(ベースとなる基本給の全体的な賃金水準の引き上げ)をベースアップといいます。一般的に略して「ベア」といっています。
- 定期昇給とは
- 定期昇給とは、一般的に「賃金表」に基づいて年齢や勤続年数などに比例した賃金の上昇を求めていくものです。JR東日本には「賃金表」はありませんが「賃金規程」および東日本ユニオンと経営側で締結している「労働条件に関する協約」(以下「協約」)において昇給に関する要件を定めています。
特に賃金規程第22条の3、協約第262条では「昇給の所要期間は1年とし、その昇給係数は4以内とする」と定めていることから、昇給係数をめぐる労使交渉が重要となります。